2011-01-02 Sun. [長年日記]
_ 小谷元彦展《幽体の知覚》@森美術館
小谷元彦展を見に六本木の森美術館へ.写真,インスタレーション,造形など様々な作品が展示されていますが,単純に数で比較すると造形が多い感じです.
中でも印象的だった作品のひとつが《インフェルノ》.床面と天井面が鏡になっていて,壁は全面スクリーン.そのに滝が流れ落ちる映像が映しだされ,水が落ちる速度が様々に変化するインスタレーション.ず〜っと体験していると,まるで巨大エレベータで滝の中を登っていくような錯覚に落ちるという体験は印象的です.
もう一つは《フォロー》シリーズ.気の流れが眼に見えるとこう見えるんだろうなという感じで,その流れの乱れ方がなんとも美しいです.
森美術館を出た後,六本木ヒルズの展望台である東京シティービューに寄り道.晴れて見晴らしは良かったんだけど,富士山が見える程では無かったのが残念なところ.
2011-01-03 Mon. [長年日記]
_ LOST ファイナルシーズン
真田広之も出演している LOST のファイナルシーズン.AXN での放送を撮りためておいたものをこの正月休みに消化.
ファーストシーズンを見始めたのが 2006年頃なので,もうかれこれ4年になるのかと思うとここまで長かったなぁ,と.これまでの伏線の回収があったり,いくつかの謎は解明された気がするし,このシリーズの描かれ方も納得のいくものだったので,概ね満足でした.
次はフラッシュフォワードを見ようかなと考え中.
2011-01-07 Fri. [長年日記]
_ KIRINJI TOUR2010/11@渋谷 C.C.Lemon ホール
夜,キリンジのライブへ.場所は渋谷 C.C.Lemon ホール (渋谷公会堂).9月にリリースされたアルバム BOUYANCY のツアー.
いつも聴いているプレイリストとは違う曲が多かったので,自分の選曲はズレているのかなと思いつつ,久しぶりに聴く曲が多くて普段聞かない曲の良さを発見できた.何より,生で Drifter を聴けたのが嬉しかった.周りを見回したときの年齢層の高さは妙に落ち着く :-)
2011-01-08 Sat. [長年日記]
_ 冬の北陸を楽しむ旅 (day1)
今年初の旅行は冬の北陸.
いつものように反時計回りルートで,上越線から北陸本線へ.水上あたりからすっかり雪景色となり,トンネルを抜け新潟県に入ると本格的な積雪に.小出あたりが積雪量のピークで120cmくらい.宮内,糸魚川,富山と進むに連れて雪の量は減っていき,1年振りの金沢は 10cm 程の積雪.雪は意外と少なかったです.途中,天気がおだやかだったのには救われました.
21美の兼六園側にオラファー・エリアソンのカラー・アクティヴィティ・ハウスが新設されていて,シアン,マゼンタ,イエローに着色されたガラスの周りをぐるぐるするだけで,様々な色が現れては変わっていく様子はなんとも楽しい体験でした.
_ ホンマタカシ ニュー・ドキュメンタリー@金沢21世紀美術館
写真家ホンマタカシの展覧会《ニュー・ドキュメンタリー》を見に金沢21世紀美術館へ.個人的には建築写真が馴染み深い写真家.
建築以外の作品が新鮮でじっくり見入ってしまいます.双眼鏡で覗く作品もあったりして楽しい展示.
同時開催されていた桑山忠明展《Untitled》も作品がかなりミニマルな感じで個人的にはハマりました.
2011-01-10 Mon. [長年日記]
_ ツナグ (辻村深月)
生きている人間は死者に一度だけ会える.死者も一度だけ生きている人間に会える.死者と生者の間を取り持つ使者(つなぐ)の話.
設定自体がスピリチュアルなところがありますが,特に違和感無く読めたのは辻村深月だからこそでしょうか.《長男の心得》は電車の中で読んでたんだけど,良い話すぎてかなりウルウルきてしまい正直泣きそうに.《親友の心得》は辻村深月っぽさが良く出ている作品なので良かったです.
個人的にはこれまで読んだ辻村作品の中でもかなりの高評価作品のうちの一つになりました.
_ 植物図鑑 (有川浩)
女の子が自宅前に落ちていたイケメンを拾って同居生活を始める.そのイケメンは道に生えている草を食べるのである意味本物の草食系男子.
街に生えている草や山菜をネタに話が進むのは読んでいて面白かったけど,恋愛小説的には甘すぎなので個人的には胃がもたれた感じです.
_ ペンギン・ハイウェイ (森見登美彦)
京都や大学生は出てこないのでこれまでの森見登美彦作品と作風が全く違いますが,コレはこれで有りかなとも思います.
小学4年生の少年の独特のキャラ設定や歯科医院のお姉さんとのやり取りには思わずニヤリ.
2011-01-15 Sat. [長年日記]
_ ツレがうつになりまして。 (細川貂々)
うつ病になった夫をサポートする妻のコミックエッセイ,ツレうつ.以前,NHK でドラマ化されたそうですが,今年の秋に宮崎あおいちゃんで映画化されるというので早速読んでみることに.
うつ病とは,といった教科書的な内容ではないのとツレのユーモアを交えて描かれているので,テーマの割にさらりと読めます.描かれている内容はあくまで一つの例にすぎないのでしょうが,うつ病の入門書には良さそう.30分くらいで読めますし.この話をどう映画にするのかは楽しみです.
_ 来来来来来 (本谷有希子)
同名の舞台の戯曲化.
相変わらず本谷有希子の話は濃い人間による濃い話が多い.他の話は何処かしら登場人物が救われる部分があったりしますが,この話はうーん.読後感が良いものではないですが,こういう濃い話はたまに読んでみたくなります.
2011-01-16 Sun. [長年日記]
_ ソーシャル・ネットワーク
世界最大の SNS となった Facebook を作ったマーク・ザッカーバーグの物語.
Facebook 設立の経緯やその後の紆余曲折が描かれていて,アメリカにおけるベンチャー企業の成長の一例という面でも面白かったし,創業者間のイザコザという人間同士のドラマという面でも面白かった.Facebook を知っている人はもちろん,知らない人でも楽しめる話になっていると思う.
にしても wget とか Apache とか perl とか普通に出てくる映画って初めて見たよ.素敵 :-)
2011-01-23 Sun. [長年日記]
_ ニッポンの穴紀行 近代史を彩る光と影 (西牟田靖)
トンネル,炭鉱,地下空間など《穴》というキーワードでくくられる12の旅の記録.
取り上げられているのは以下の12箇所.
- 軍艦島(長崎県)
- 釜石鉱山と東北砕石工場跡(岩手県)
- 新内隧道と狩勝隧道(北海道)
- 国立国会図書館(東京都)
- 滋賀会館地下通路(滋賀県)
- 人形峠夜次南第2号坑(岡山県)
- 黒部ダム(富山県)
- 日韓トンネル(佐賀県)
- 吉見百穴と巌窟ホテル(埼玉県)
- 諏訪之瀬島(鹿児島県)
- 友ヶ島第3砲台跡(和歌山県)
- 糸数壕と山城本部壕(沖縄県)
ドキュメントにしては内容が薄いし,かといってガイド本として見ると情報が少ないので正直残念な感じ.長崎の軍艦島と富山の高熱隧道を通って行く黒部ダム以外は知らない所ばかりだったので,今後の旅行の参考にはなりました.
_ Scala & Kolancy Brothers / Creep
もう一回観に行こうかと考えている映画《ソーシャル・ネットワーク》.Trailer に使われている Scala & Kolancy Brothers が歌う Creep という曲が欲しくなって日本の Amazon.co.jp を探してみるも扱っていない.だったらということでアメリカの Amazon.com を探すと MP3 ストアで発見.ただ残念ながら日本からは購入できず.で,よくよく調べてみるとゴニョゴニョすると購入できることがわかってゴニョゴニョしてみたらあっさり解決.ポイントは《ギフトと VPN》でした.この曲,Radiohead のカバーだそうですね.
2011-01-24 Mon. [長年日記]
_ Kindleストアのオープンを願う月曜日
去年末のホリデーシーズンの在庫不足も解消し,数日で納品とのことだったので,Kindle3をポチっとな.日本のAmazonでは売っていないのでAmazon.comでです.かれこれ4日くらいで到着.WiFi+3GモデルとWiFiモデルがあるんですが,特に考えずにWiFiモデルを選択.
書籍データの転送は専用ソフトいらず.PCに接続するとUSBストレージとして認識されるので,PDFファイルなりMOBIファイルなりをコピーするだけ.
スペック以上に薄く感じた本体を片手でホールド.ボタンをポチっとしてページをめくるスタイルは持ち方に少し慣れが必要かも.両手で持てば良いんでしょうが,なんとかく片手は空けておきたい感じですし.E-Inkの綺麗さにはとにかく感動です.
機能としてはブラウザも付いているんですが,これはオマケ程度に考えたほうが良さそう.少なくとも,ブラウジング機能を重視してKindleを購入すると後悔するんじゃないかと.
正直,自炊するだけではコンテンツ不足なので,日本でのKindleストアが一日でも早くオープンすることを楽しみに待ってます.
2011-01-29 Sat. [長年日記]
_ 高嶺格 とおくてよくみえない@横浜美術館
高嶺格の《とおくてよくみえない》を見に横浜美術館へ.
昔,水戸芸や横トリで見たGod Bless Americaなどの懐かしい作品も見れて楽しかった.作風がよく変わるので,ある意味一人グループ展な感じ.










